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地域活性学会の研究論文集「地域活性研究」Vol.22に当グループから提出した実務研究論文が採択・掲載されました。

●地域文化とファッションの融合:牛首紬を用いたボディバッグデザインの有効性に関する研究

                          

呉 星辰(金沢星稜大学)村本 睦子(北陸先端科学技術大学院大学) 
阿部 和美(ディーラボ白山)由田 徹(ディーラボ白山)             

 

論文要旨▼

本研究は、石川県白山市の地域資源である牛首紬の普及を目的に、着物以外の産出としてのボディバッグに着目し、 消費者の潜在ニーズの感性的な視点を探るためのデザインを行った。感性評価手法として写真評価共感法を用い、消費者の 曖昧な感覚を具体的なデザイン要素に変換することで、牛首紬の現代的な活用方法を模索した。分析の結果、バッグAとB は日常使いに適した実用的なデザインとして高評価を得たが、バッグCとDは視覚的な魅力や親しみやすさの面で改良の 余地があることが示された。これにより、地域資源として牛首紬を普及させるには、実用性と感性的な訴求力を兼ね備えた デザインが求められることがわかった。さらに、写真評価共感法は消費者ニーズの感性的な視点のデザイン意図を的確に捉 える上で有効な手法であり、地域文化とファッションの融合を図るような感性を重要とするデザインを今後も進めていく意 義を確認できた。 


2023に参加いたしました。多くの方々とお話しすることができ、よい機会となりました。

星稜大学呉先生がアテンド。
ディーラボはくさんの進行中のプロジェクトをご紹介させていただきました。
多くの関心をありがとうございました!


開催日 : 2023.11.9(木)~10(金) 場所 : ANAクラウンプラザホテル金沢

JAISTといえば、マッチングハブ。
2023年は私たちも参加させていただきます。当日は、星稜大学呉先生がアテンド予定です。

「Matching HUB Kanazawa・Hokuriku」は、「北陸地域の活性化を目指した新産業創出と人材育成」をビジョンに掲げ、北陸発の産学官金連携マッチングイベントとして、2014年度からスタートし、今年度は10回目の開催となります。(マッチングハブHPより)

北陸発の産学官金連携マッチングイベント Matching HUB Hokuriku 2023 - Matching HUBとは

「Matching HUB」は、北陸先端科学技術大学院大学が中心となって進めている地方創生、地域活性化の取り組みです。URAやコーディネーターが集めた地域の大学や企業などのシーズやニーズ、行政や金融機関などからの支援を集約し、マッチングさせることで、新製品・新事業につながる種を作るという新しいコンセプトに基づくシステムです。 Matching HUB コンセプト 北陸地域には、製造業を中心とした先進的かつユニークな技術を持つ中小企業が数多く存在しています。本学のURAやコーディネーターは、年間300社以上の企業を直接訪問し、シーズやニーズを収集しています。収集したニーズやシーズは、本学との研究連携はもちろん、「Matching HUB Hokuriku」で集約され、多数同時のマッチング、開催後のフォローアップの支援や、新たなニーズやシーズの掘り起こしにつなげます。この活動を1年間でサイクルさせ、連続的な活動を行なっています。「Matching HUB Hokuriku」は、本学の産学官連携活動の中心であり、URAやコーディネーターによって創出されるマッチングの「場」となっています。 「Matching HUB Kanazawa・Hokuriku」は、「北陸地域の活性化を目指した新産業創出と人材育成」をビジョンに掲げ、北陸発の産学官金連携マッチングイベントとして、2014年度からスタートし、今年度は10回目の開催となります。開催にあたっては、北陸先端科学技術大学院大学のURAやコーディネーターによるマネジメントにより、幅広い分野の企業や大学のシーズやニーズが出展され、出展者同士の出会いとマッチングが中心であり、一般的な商談イベントとは異なり、新たなビジネスの「種」を生み、イノベーションの促進につながる内容になっています。これまでの出展ブース数と参加者数(第1回~第9回)当日のマッチング数: 平均 2件/ブース (直近3回開催実績)「Matching HUB」の産学官金連携プラットフォームやネットワークを活用して、北陸3県の経済団体、自治体、国立大学、支援機関、金融機関など、北陸全体で連携体を形成し、令和3年度経済産業省「J-NEXUS 産学融合先導モデル拠点創出プログラム」事業に採択されました。 この採択を受けて、「Matching HUB」は、「Ka

matching-web.jaist.ac.jp

令和5年に白山手取川ジオパークがユネスコ世界ジオパークに認定され、これから益々、白山エリアの自然環境や文化を継続して保全していく必要があります。

「©石川県観光連盟」

そのために、白山の文化の魅力を広く普及させる一つの方法として、新しい商品開発が考えられます。

それが特に伝統工芸を利用したエシカルな商品開発であれば、石川県内において、地産地消による活性化やSDGsの推進となります。

ディーラボ白山では、牛首紬を使用した商品の開発に取り組んでいます。

コロブロックとは

大工さんが家を建てる時に端材として捨てられる端材を「コロ」と呼んでいました。 今まで捨てられていた材木を再利用して、子供たちの木育を行い、さらに暮らしの中で使えるものとして再利用します。

このコロブロックを使って、子供向けの木育ワークショップを行っております。

STEP1 石川の木を学ぶ

多様多様な石川の木種や地域の自然、気候をワークショップでみんなで学びます。

STEP2 触る・磨く

コロブロックを磨いたり、削ったりして形を整えることで、豊かな感性を育みます。

STEP3 使う・飾る

実際に暮らしの中で使うことで地域の環境意識を高めることができます。

森のめぐみ 
自然の感触を活かした原木積み木です。手触りや匂いを感じてください。

ワークショップ開催ご希望のグループの方等、詳しくはご相談下さい。